FC2ブログ

Fall's Moon Garden

ネトゲプレイ雑記帳。現在主にトリックスター・タルタロスオンライン/たまに二次創作とかカオスログとか要は閲覧多少注意です

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | TB(-) | コメント(-) |
はいはい約束ですもんね!!!(大泣き)
大好きなぱぱへ捧げます。



<主成分>
・NPC絡みなので明示なし。
・略すとJR。
・元々のテキストは約半分がエrという問題作。
・18k部分は削ってうpします^^^



真ん中が読みたいって人は、つつけばいいと思います…(´゚ρ゚)






__labyRinth










知らない天井。










目を開けたリックディックの視界に先ず映ったそれ。
大きく手足を伸ばしても余りある程の、キングサイズのベッドは、柔らかく彼の小柄な身体を受け止めている。
喧騒が遠い。酷く静かな部屋だ。

部屋を替えた?
───いや、そんな覚えは全くと言っていい程ない。否定。

いつぞやかのように、また気絶した?
───今日は武器を持たずに、雑談して過ごそうと決めたじゃないか。よって否定。



誰か友人のキャンプに泊まりに来た?
───思い出せない。




記憶に霞み掛かっているかのような、酷く朧げなヴィジョンばかりが頭を過ぎる。
一瞬自分は記憶喪失にでもなったのだろうかと疑ったが、自分が自分で記憶喪失になった、等と言えている間はそんな事はないと高を括り。

昨日の夕食は兄の作ってくれたカレーを三杯お替りした。

兄。姉。娘と息子達。親友に悪友、ギルドメンバーエトセトラエトセトラ。
自分の名前。好きな人。

ちゃんと覚えている。





何故ここにいるのか。
そこだけが、不明瞭で。



「………」



それにしても、静かな部屋だ。
横目に見える部屋の調度品は、白と金を基調とした、どれも高価そうなものばかりである。
極々普通の一般人であるリックディックには、その価値など推し量る事も出来ないが、此処の住人の生活レベルの程を知る事は、出来る。



まさか、ねえ。



カバリア島での生活が長いリックディックにとってみれば、そのようなステータスを持つ人間と言われて真っ先に思い浮かぶ顔は決まりきっている。
けれども、それは有り得ない話であった。

彼は憧れの人物で、高嶺の花で。
少し手を伸ばせば触れる場所に立っているというのに、手が届かない。届ける事が出来ない。



思い知らされて、目頭が熱くなる。
グラスを外して、顔を覆うように腕を上げる。
スン、と鼻を啜る音が誰もいない部屋に響いて。
気を紛らわすように、足を高く上げて、重力に任せてベッドに落とした。











「目が覚めたかね」











有り得ない。


たった今、自分がそう結論付けたものが、ガラガラと音を立てて崩れてゆく。
聞き間違える筈もない。声。

勢いよく反動を付けてベッドから上体を起こせば、間違いなく彼であった。
冷たい月光を弾くような銀の糸。
白生地の煌びやかなスーツに、顔を覆うように張り付いている赤い蝶仮面。




「ジュ、様…?」
「いかにも、私だが」

有り得ないと、解っている。
けれども、この広い部屋に彼の馴染みようを見てしまえば、例え錯覚でも現実であると思わざるを得ない。
白地の調度品は目の前の男によく溶け、しかし主を決して損なう事なく引き立てる。
どう見たって自分の方が場違いだと、リックディックは途端にキングサイズのベッドの上に小さな身を更に縮こませてしまった。
しかし、自分が今身を置いているこのベッドの主を思い当たれば、おたおたと中央から隅へと、ベッドを明け渡す為に這って移動を始める。

「どこへ行こうというのだね」
「…え、えーと」

広いベッドの端へと辿り着いたリックディックを待ち構えるのは、渇望した想い人。
リックディック自身が座っているせいも相まって、高い位置から見下ろされる現実に胸を高鳴らせながらも、自分がベッドを占領していた事に対する怒りが振り下ろされるのではないかという不安が、胸に広がり始める。
見下ろす男と、見上げる男。
物音も聞こえない部屋で、数刻も経っていないというのに、酷く長い時間が経ったように感じられる。



しかし、二人の間の視線の距離は、何時の間にかゆっくりと縮められていた。

「すっかりキミが寝入ってしまったからな。待ち侘びたぞ」
「は、はひ…っ?」
「…忘れてしまったのか?」

男───ジュバンニの台詞に、意味が解らないとでも言うような不明瞭な言葉を返せば、銀髪の麗人は形の良い眉を歪ませる。
勿論、例えジュバンニの言葉の意味を理解出来たとしても、リックディックは同じような反応しか返せなかったであろう。

鼻と鼻が触れ合うギリギリの位置に、恋焦がれた男の顔があれば。

吐いた呼気すら触れてしまいそうな近さに、リックディックは歓喜と困惑とで頭の中がぐるぐると回るのを自覚していた。
笑顔を湛えたジュバンニの顔がまた少し近づいきて、思わず尻餅を付く。そのまま逃げるようにベッドを後ろずさり。
重力を受け止めるスプリングの感触。
ベッドに乗り上げたジュバンニが、そのままリックディックを追い詰める。
視線は外せないまま、それでも後ろへと後ろへと、一定の距離を保っていたリックディックは、ベッドの背板まで辿り着いてようやく我に返った。
逃げ場が無い事を知って取り乱すその腕を強く引かれ、ベッドに突っ伏す。

遠目からしか見る事の適わなかった蝶仮面の奥に煌くアイスブルーが、褥に縫い止めるようにリックディックを貫いた。

「今更逃げようとしても遅い。───キミが仕掛けたのだろう?」

何時。
何処で。
何を。

胸が詰まって問い掛けにならない。

無言のクエスチョンへの返答は、深い口付けであった。
















































見慣れた天井。










使い慣れた、自分のテントだ。
仰向けの状態で首を巡らせば、想い人に似ているから、というギルドメンバー全員を苦笑させる理由で購入した、赤いマスクを被ったボーイのマネキンが目に入った。
いつもならここで朝の挨拶代わりに熱く口付けようものだが、やけに今日は身体が重い。

ふと気付けば。
下腹部に冷たい感触がした。



被った毛布をそろりと捲れば、ズボンを押し上げる分身と、はしたない染みにリックディックは思わず顔を引き攣らせる。
そして思い出す、夢。

酷くリアルで、幸せな。
残酷な、夢。

「……まあ、そんなもんだよ、な」

嘯いてベッドに沈み込めば、ギシとスプリングが悲鳴を上げる。
あのベッドは、もっと柔らかく自分を受け止めてくれていたと、夢心地に思い馳せた。

足の間を濡らす感触は不愉快で、白濁に塗れた衣服も早急に洗い落とさなければならない。
けれど、酷く身体が重くて何をする気にもなれなかった。

夢精による脱力感か。
夢であったという空虚感か。

リックディックは、そのまま毛布に包まる。
ズボンは不快感を依然残したままであったが、脱ぐ気力すら起きなくて。

それでも、
眠ってしまえば、きっと忘れられる。


身体を滑る長い指の感触。
貫かれる熱と痛み。
名前を、愛を囁く優しい声も。


きつく閉じた目尻から、つぅと涙が零れる。
甘い幻影を振り切るように、頭を振った。





































「目が覚めたかね」






聞き間違える筈もない。声。


























了?



【腐蝕式】まめ太様ヘ捧グ
スポンサーサイト
2008.05.01 19:42 | 創作物展示 | TB(-) | コメント(5) |

ガガガガガガガガガガガガガガガガガッ(秘孔乱れ突き

本当御馳走様ですひなちゃんまいしてるぶちゅうう
ダクネスHクリア出来たらもう一本ですねしんでもくりあする

2008.05.01 20:02 URL | リックディック # [ 編集 ]

ひでぶ!


JRは正義だと再認識。

2008.05.01 23:55 URL | sima # [ 編集 ]

ああああいだがみたいっ(*´д`)

突然のむすかに吹いた←

2008.05.02 19:13 URL | セリにゃ # [ 編集 ]

>>ぱぱ
ひぎい突き過ぎらめえぇえ
お粗末様ですぶちゅー

(´゚ρ゚)……ネタ神がんばれ
sstnくれたら酷いの書きますね←

>>simaさん
貴様は既に…ってあるぇー?

別のRさん(黒髪女性)に刺されないか心配になってきます。そんな今日この頃。

>>せりにゃん
そのうち小説隔離部屋作るます←
待ちきれないなら秘密の窓から…ry

ジュ様の台詞は大体ムスカ想像しながら書いてるの秘密!

2008.05.02 19:48 URL | もへ8@管理人 # [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2012.03.06 06:37  | # [ 編集 ]













管理者にだけ表示

カレンダー

07 | 2018 / 08 | 09
---1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031-

応援中

感覚キャラアンソロジー
感覚キャラアンソロジー(主催)
ドン・ジュバンニアンソロジー
(*゚∀゚)o彡゚<ジュ様!ジュ様!
バッファローアンソロジー
牛アンソロ第二段
2008TSカレンダー企画
闇鍋ギルド+αの絵師で製作のカレンダー企画
TNR3(たぬなべれぼりゅーしょん3)
狸愛好家の狸愛好家による狸愛好家のための1冊・第三弾

カテゴリー

最新記事

過去ログ

タルタロパーツ

FC2カウンター

ブログ検索

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。